プログラミング教材

Codemonkey(コードモンキー)無料体験版の使い方・遊び方

コードモンキ―(5)

今回は、プログラミング教材【Codemonkey(コードモンキー)】について自宅で始める方法を解説します。

>>コードモンキーの公式サイト

コードモンキーでは、【おさるがバナナを取るゲーム】を通して、プログラミングが学べます。

「プログラミングでゲームを作るなんて難しそう」っていうイメージがありますよね。

でも、コードモンキーは小1からでも楽しくプログラミングが学べますよ。しかも、30面まで無料体験版があります! 

まずは、無料体験版の動画を見て、難易度を確認してみてください。

 

コードモンキーは1面ずつクリアしていくので、ゲーム感覚でプログラミングを学べます。

そこで、今回は、自宅でコードモンキーを始めるときにつまずくポイントから学び方・教え方まで詳しく紹介します

自宅で楽しくプログラミングを始めてみましょう!

コードモンキーの特徴

世界中で使われているプログラミング教材

CodeMonkey(コードモンキー)はイスラエル全土の小学校で使われているプログラミング学習教材です。

全世界で1,000万人以上が利用しています。

コードモンキ―には、コードの冒険、ゲームビルダーなどさまざまなモードがありますが、まずは【コードの冒険】からはじめましょう

コードの冒険はサルがバナナを取るゲームです。

バナナを取るために、障害物を避けたり、カメに乗ったり、ゲーム感覚でプログラミング学習ができます

 

前半は小1から楽しめる

コードモンキーは、序盤の方は小学1年生の子でも十分楽しめます

ただし、本格的に学ぶには小学3年生くらいがおすすめ

後半は、社会人の研修にも十分活用できるほどです。

 

ゲームをクリアする感覚で学べる

ゲームのように1面ずつクリアしていく形式で、1つずつステップを踏むので、他の教材に比べて大人の手がかかりません

「つきっきりじゃなくてもいい」というのが助かりますよね。

「今日は何面までクリアできた!」という達成感もあります。

一方で、ドリルのような感覚に近いので、自由にやりたい子、創造性を高める目的には向いていません。

 

コードモンキ―の無料体験版

30面ある無料体験版で試してみよう

コードモンキーは無料ですぐ始められます。(コードの冒険)

コードモンキーは無料版と有料版があります。

コードモンキーの公式サイトのトップページに、【無料体験開始】というボタンがあり、こちらを押せばすぐに始められます。

コードモンキ―(2)

無料体験版のコードの冒険は、30面までは無料で、小3でも3時間くらいは楽しめます。

 

無料体験版はアカウントを作った方が便利

コードモンキーはアカウントを作らなくても始められますが、セーブができません。

次に、始めるときはまた最初からになってしまいます。

アカウントを作った場合はトライアル期間は2週間で、30面まで無料で遊べますよ

※英語版では、アカウントを作らない無料トライアルは使えなくなっているので、日本語版もどこかでなくなる可能性があります

 

次の章からは、「コードモンキーがどんなプログラミング教材なのか」について具体的に紹介していきますね。

 

無料体験版の使い方・遊び方

はじめは【チャレンジNO.0】から始まります。

これはとても簡単で、始めから「step 15」というコードが書いてあるので、実行を押すだけです。

コードモンキ―(3)

実行を押すと、サルがバナナのところまで歩いて、チャレンジクリアとなります。

コードモンキ―(4)

 

次は【チャレンジNO.1】です。

それぞれの面が始まるときに、始めに男の子がヒントを出してくれます。

コードモンキ―(5)

この問題では、始めから書いてある「step 10」を「step 15」に直すのですが、始めのヒントでもう答えを教えてくれています。

あとは、10の部分を15に直すだけです。

 

このように、少しずつステップアップしてくれるので、小学生でも理解しやすいですよ

 

 

次は、【チャレンジNO.2】です。

この面から、サルとバナナの距離を測るのに、画面左上にある定規を使います。

コードモンキ―(6)

ただ、これも最初は動画で定規の使い方を説明してくれるので、定規の使い方を理解しやすいですよ。

コードモンキ―(7) コードモンキ―(8)

あとは、定規を使って調べた「20」を「0」の代わりに入力すればクリアです。

 

次は【チャレンジNO.3】です。

この面では、初めて【turn left】【turn right】が出てきます。

コードモンキ―(9)

【turn left】【turn right】は真ん中下のボタンを使って入力します。

右矢印、左矢印など、絵で描いてあるので、英語が読めない子でもイメージしやすいようになっていますよ

この面ではもうコードを書いてあるので、【left】を消して【right】のボタンを押すとクリアです。

コードモンキ―(10)

こんな感じで少しずつ難易度が上がっていきます。

 

小学生だと、英語の入力が分かりにくいので、紙に日本語で意味を書いたりした方が理解しやすいです

ただ、保護者が教えすぎると、子どもはあまり理解せずにどんどん進んでしまうことがあるので、注意が必要です。

 

それでは、次の章からは、アカウント登録する際の注意点子どもがつまづきやすいポイントを詳しく解説します。

 

コードモンキ―を始める前のチェックポイント

アカウント登録

コードモンキーはアカウント登録しないでも使えますが、アカウント登録した方が途中でセーブできます。

それでは、アカウント登録をする方法、注意点を解説していきます。

 

まずは、トップページの真ん中上にある【ログイン】を押します。

コードモンキ―(11)

そうすると、次のような画面になります。

コードモンキ―(12)

12歳以下のお子さんの場合は【保護者】を選んでください。

13歳以上は【学習者】です。

 

保護者を選んだ場合、次の画面になります。

コードモンキ―(13)

ここは、保護者の情報を入れましょう

最初が保護者の情報、次が子どもの情報です。

 

ここで一番の注意点は、ユーザ名に子供で使いたいものを入れないことです

子どものユーザー名を入力する画面は次にあります。

ここで子供で使いたいユーザーIDを登録してしまうと、大人用として登録されるので気をつけてくださいね。

 

また、メアドとIDは間違えないようにしましょう!

メアドとIDを間違えた場合、自分では直せずにお問い合わせしないといけないので面倒です

 

保護者の画面の入力が完了すると、次の画面になります。

コードモンキ―(14)

こちらに子供の情報を入れましょう。

学習者でアカウントを作る場合も同じように、こちらに子どもの情報を入力します。

このユーザーIDとパスワードを子どもが使います

 

子どもがつまずくのはココ!

子どもはパソコンの操作に慣れていないので、コードモンキーの操作でつまずくことも多いです。

事前につまずきポイントが分かっていると安心して進めることができますよ。

 

半角で入力しよう

コードモンキーでは、数字・英語・スペースを入力します。

コードモンキ―(15)

その際、全角(Macの”かな”)で入力してもプログラミングは動きません。

半角(Macの”英数”)で入力しないとエラーになるのですが、子どもには理解が難しく、その切り替えで苦労することが多いです

 

漢字や英語が読めない

コードモンキーはルビが振られていないです。

英語も読めないので「ターン」といってもturnと認識しません。

説明するときに子どもが「どれ?」とならないよう、教えてあげましょう

 

定規を使うとき

距離を測るときに、定規を使います。

そのときの手順は次の3つです。

  1. カーソルを左上の定規に合わせて1回クリック
  2. そのまま定規をサルまで持っていって、サルの頭上で1回クリック
  3. そのあと、定規をバナナの方にもっていって歩数を測る
コードモンキ―(16)

サルに合わせてクリックすることが、子どもには、大人が思っているより難しいです

定規は何度も出てくるので、分かりにくい場合は最初にゆっくり教えてあげましょう。

 

入力できない

定規を使ってサルやバナナをクリックすると、そのままではキーボードで数字などを打っても右側にでてきません。

下の絵はフォームでフォーカスがあってない状態です。

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この状態では、数字や英数を打っても何も表示されないということです。

一度右側の入力エリアにマウスをもっていって、クリックする必要があります。

 

全角スペースを入力しない

プログラミングの世界では、全角スペースがあるとバグになります。

スペースはすべて半角で行いましょう

全角スペースは一見しても分からないので、動かないときは疑いましょう。

 

文字の削除・改行

パソコンの操作に慣れていない子は、「文字を消す」・「改行する」・「余計な改行を消す」を理解するのが難しいです。

バックスペースは1文字前の文字を消しますが、「消したい文字の次のところにカーソルをもっていく」というのが、パソコンに慣れていない子には難しいです。

1文字消すのは、Delete(カーソルの次の文字を消す)の方が直感的に分かる子が多いです。
※ただし、MacやChromebookはDeleteボタンはありません。

 

また、「Enter/Returnで行が変わる」、余計な行を消したいときは「次の行の先頭」にカーソルを持ってってBackSpaceも、子どもには理解しずらい操作です。

この3つの作業が分からないと、ぐちゃぐちゃに書いてしまう子がいます。

理解しずらい場合は、大人がゆっくり教えてあげましょう

 

コードモンキ―を教える時のポイント

「自宅でスムーズにプログラミング学習できるの?」「親が色々口出しすると嫌がるのよね。」と不安な親御さんも多いですよね。

そんな人のために、コードモンキーを楽しく学ぶためのコツを紹介します。

 

子どものペースで進む

多くのお子さんと学んできた経験上、序盤でいろいろ試行錯誤して苦労したら、後半で一気に成長するケースが見られます

試行錯誤をしているときにこそ、子どもは成長し、理解します

大人はつい答えを教えたりヒントを出し、正解に誘導しようとします。

そうすると、その面はクリアできても、理解が伴ってないので途中で苦労します。

 

途中で実行し、うまくいっているか確認しよう

クリアしていくと、「左に曲がって、20歩進む、さらに左に曲がって、20歩進む」など、いくつかのステップを踏まないと正解できない問題が出てきます。

子どもは並んでいるプログラミングを想像で検証するのが難しいです

でも、「一気に正解にたどり着きたい!」と思う子が多いです。

でも、途中まででも実行してみて、どこまでうまく行ってるか確かめましょう。

 

例えば、下の図のような問題であれば、「turn left」 、「step 15」を3回繰り返します。

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途中で実行しても、次の図のようにサルが途中まで移動するので、プログラムが合っているかどうか、一つ一つ確認しながらできます

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また、間違った場合はヒントを出してくれるので、答えにたどり着きやすくなっていますよ。

 

まずは日本語で考えよう

適当にコマンドを打ってると、けっこううまくいくことが多いです。

例えば、下記の面(No5)だと、生け垣を避けなければいけません。

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この場合は、「左向く」→「12歩進む」→「右を向く」→「12歩進む」と日本語で考えてから、1つずつプログラミング「turn left」→「step 12」→「turn right」→「step 12」とすれば解けます。

 

でも、子どもは、turnとかstepの英語もわからないのに、この日本語での思考プロセスを抜かして「turn、、、left, right?」とかぐちゃぐちゃに考えてることが多いのです。

混乱してる場合は、右側の画面を隠しちゃって、ノートなどに日本語でまず手順を書かせてみましょう

そうすると、一気にできることが多いですよ

 

失敗しても大丈夫と気づかせよう

テストの点などで評価されることが多い子どもたち。

減点を恐れて、正解を書くまで実行ボタンを押すのを怖がるケースがあります。

 

実行してうまくいかなくてもOKなのです

やってみないと正解には近づきません。

パパやママは、そう思ってもらえるような接し方をしましょう

 

よく分からなくなったら前の面に戻ろう

コードモンキーはよくできていて、各面の知識を積み上げていくとできるようになっていきます。

でも、ゲーム感覚なので理解できてなくても進んでしまうことも非常に多い

つまづいたときは前の面にだいたいヒントがあります。

右上の緑の旗のようなマークを押すと、クリアしたどの面にも戻れます。(赤枠のところ)

コードモンキ―(21)

つまづいたら戻ってみましょう。

 

補助機能を使おう

スピードを遅くできる

コードモンキーは、実行中の行が青くハイライトされます。

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ゲームスピードを変えると、サルの動きとプログラミングを見比べられるので、理解しやすくなります。(上図①)

 

リロードボタンが便利

リロードボタンを押すと、その面の最初のプログラミングに戻してくれます(上図②)。

コードモンキーは、穴埋めや間違い探しみたいに、各面の最初の状態を少し修正するだけでクリアできる面が多いです。

でも、子どもはとにかくぐちゃぐちゃに消してしまうので、自分でどんどん難しくしてしまっていることがあります

 

例えば、次の面では、最初から「turtle.turn left(カメが左を向く)」と入力してあって、「left」だけを消して、「right」に変えるのが正解です。

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このとき、子どもはたくさん消しすぎてしまったりします。

こういう場合は、リロードボタンを押すと元に戻れることを知っておくといいですよ

 

コードモンキ―の有料版|小学生は何面まで?

コードモンキー【コードの冒険】の31面から210面までは、有料版になります。

ここからは、有料版について、小学生がつまずくところを解説してきます。

中級者以上

31面からは、変数が出てきます。

コードモンキ―(24)

また、61面からは「forでの繰り返し(配列の繰り返し)」が出てきます。

コードモンキ―(25)

上の図のコードを解説します。

  • for b in bananas:bはbanansを表す
  •      turnTo b:bの方へ向く
  •      step distanceTo b:bまで歩く

bはbananasのことなので、6つのバナナ(bananas[0]~banana[5])を順番に取っていきます。

この理解は、小学生にはかなり難しいですよね

 

「変数」や「forでの繰り返し」で、多くの子がハマります。

変数は小2か小3、配列の繰り返しは小3の後半から小4くらいじゃないと、きちんとした理解は難しいのです。

そのため、そこは完全な理解を求めずに、ある程度ヒントを多めにしましょう

やっているうちに、「なんとなく理解する」ので、まずはいいと思います

 

105面を目指そう

コードモンキ―(26)

個人差がとても大きいですが、105面までいくのは小3の終わりから小4のはじめにかけてクリアできる子が多いです。

最後の210面までは、なかなか小学生だと難しくて、「中学生ならいけるかな」というレベルです。

コードモンキ―(27)

これも、個人差がとても大きいですが、210面へのチャレンジだと、一番早くても小4くらいでクリアできるイメージです。

これは、努力量というより発育の差になると思います。

人間の脳の発達は10歳くらいで変わると言われているので、個人差でそれが早く来るかどうかの違いです。

 

コードモンキーと他の教材の比較

コードモンキーを他の小学生向けビジュアルプログラミング教材と比較すると、いくつか気になる点があります。

  • 創造性は養えない
  • 他の教材で補足しないと、理解できない部分がある
  • 「IF文(もし~なら)」がかなり後半に出てくる

小学生がプログラミングを学ぶメリットとして、思考力や発想力や創造力を養えるという点があります。

でも、コードモンキーでは創造性を育むことはできません。

創造性を養うためにプログラミングをするなら、Scratchという教材の方が向いています。

 

また、「forでの繰り返し」などは、解説資料や解説動画、他の練習問題などを補足しないと、解くだけではまず理解できません。

 

また、条件分岐(IF文)が、かなり後半(112面以降)に出てくるのが気になります。

スクラッチなどでは、条件分岐(もし〇〇に触れたら、など)は一番使うプログラミングの思考方法なので、もっと前半に出てきてほしいですね。

 

まとめ

コードモンキーは、気になる点もありますが、子どもがプログラミングを学ぶのにとても良くできているツールです。

特に、子どもがコーディング(プログラミング言語を使ってプログラムのソースコードを記述する作業)を勉強するのに適しています

「やるべき命令があり、文字を打ち出す」、コードっていうのはそういうものだと子どもにも伝わりやすいのです。

コーディングは難しいイメージがありますが、抵抗をなくすために、クイズ形式で解いていけるのです

 

スクラッチが創造性を伸ばす教材であるのに対して、よりプログラミングに近いのがコードモンキーです。

自宅でプログラミング学習をする際は、スクラッチと並行してコードモンキーもやると、より深い学びになりますよ。

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