小学校・中学校・高校でプログラミングの授業が必修となりました。
2025年度には大学共通入試で、プログラミングを含む情報Ⅰが必要科目になります。
パソコンなどを使用するにあたって、新学習指導要領では、10分間で200字程度のタイピングの速さが目標とされています。
でも、実際の小学生が10分でタイピングできる文字数は、平均で60文字。
これでは、「うちの子はタイピングもできないのに、プログラミングの授業についていけるのかな…。」と不安になる保護者の方も多いですよね。
でも大丈夫!無料で楽しくタイピング練習できるソフトがたくさんあるんです。
そこで、今回は小学生でもできる、【子供向け無料タイピング練習ソフト】を5つご紹介いたします。
楽しんで練習できるタイピングゲームなら、あっという間に習得できますよ。
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Contents
タイピング練習はいつから?子どもでもできるの?
ローマ字は小学3年生で習う
タイピング練習は小学3年生ごろからがおすすめ。
タイピングの練習は、キーボードを見て、文字の位置を覚えるところから始まります。
ホームポジションを理解して、画面を確認しながら入力していく作業ができなくてはなりません。
また、入力はかな文字入力だけでなく、ローマ字入力も大切。
ローマ字を習うのは小学3年生です。
まずはローマ字を習ってから、タイピングの練習する方がスムーズに覚えられますよ。
ローマ字入力表を使おう
小学3年生に習うといっても、パソコンでローマ字入力を行うのは難しいですよね。
そんなときは、次のようなローマ字入力表を使いましょう。
Windows、Macでは、キーボードが大文字表記ですが、Chromebook(PC)のキーボードは小文字表記です。
PDF版をダウンロードして印刷すると子どもでも見やすいので、良かったら自由にご使用ください。
子ども向けタイピング練習ソフト|選ぶときの3つのポイント
タイピング練習ソフトを選ぶ時に、重要な3つのポイントを紹介します。
- 無料
- 子供が飽きずに楽しめる
- ダウンロードせずに使える
今は、タイピング練習できるソフトが無料で提供されています。
ただ、たくさんありすぎて、どれを選べばいいのか悩みますよね。
まずは、子供が飽きずに楽しく練習できるものがいいでしょう。
練習するにも遊び心が必要ですから、ゲーム感覚でやれるものがおすすめ。
また、ダウンロードをしなくても、無料で、画面をクリックするだけでできるものが安全です。
その上で、最初は、ホームポジションや指の運びから練習できるソフトを選んでください。
いきなりレベルが高いものをやらせると、うまくできずに練習がいやになってしまいます。
また、操作性が悪かったり、手順がややこしいと、練習以外のところでストレスを感じることに。
最初は保護者が一度やってみて、簡単かな、と感じるくらいのものを選んでください。
では、次の章から、子ども向けにおすすめできる無料ソフトを紹介していきます。
子どものタイピング練習に!無料ソフトおすすめ5選
オススメ① めざせ!タイピングマスター
FUJITSUが運営しているサイトにある、無料ソフトです。
サイトにいくと、すぐにタイピング練習を始めることができます。
登録なども必要ありません。
- 「きほんコース」
キーボードの上段、中段、下段ごとの練習や、指ごとで使うキーの練習からスタート。画面にもキーボードと指の画像が表示され、どの指でどこを押せばいいのか分かりやすい。 - 「じつりょくアップコース」
2文字、4文字、6文字と入力する言葉が増えていくコース。短文、昔話などの長文を入力するコース、テンキーに特化したコースが用意されている。
それぞれローマ字入力、かな入力に対応しているので、キーの場所を覚えるにはオススメです。
オススメ② myTyping こどもタイピング
3~6文字程度の単語がローマ字入力で画面に出てくるので、それを順番にタイピングしていきます。
こちらもホームポジションを確認しながら進めることが可能。
1回につき15問の出題なので、簡単に始めることも終了することもできます。
入力の速さや正確性によってランクがA~Gで表示され、入力ミスの多い文字も教えてくれます。
また、入力を間違えた問題は、すぐに練習することができるので、苦手な指の運びを復習することが可能。
さらに、清音・濁音・拗音ごとや指ごとの練習ができる「タイピング講座」もできるので、ホームポジションを覚えたり、ブラインドタッチの練習もしやすくなっています。
オススメ③ ココアの桃太郎たいぴんぐ
RPG形式のタイピングゲームです。
桃太郎が仲間を増やしながら、物語を進めていきます。
タイピングで敵を倒してコースをクリアしていくしくみになっていて、最初は簡単なアルファベットの入力ですが、じょじょに入力する文字が増えていきます。
速く正確に打ち込むほど、相手へのダメージが大きく、敵からの攻撃も防ぐことができ、その場面はいかにもRPGといった構成。
自分や仲間の体力を回復させたり、アイテムを購入したり、レベルを上げて成長していけるので、子供が飽きることがありません。
一定時間、連続して遊ぶと、しばらくゲームができないように時間制限が設定されています。
子どもが長時間やってしまう、ということがないので、保護者にとっても安心。
単純なタイピングだと飽きてしまうというお子さんにはおすすめですよ。
参照:ココアの桃太郎たいぴんぐ
オススメ④寿司打
タイピングもスピードを出せるようになってきたら、速く、正確にキーを叩く練習をしてみてはどうでしょうか。
寿司打は、お寿司ごとに単語が書かれているので、お寿司が流れていく前に単語を入力していくゲームです。
「練習」「普通」「正確重視」「速度必須」「一発勝負」の5つのコースがあり、それぞれ単語の長さによって「お手軽」「お勧め」「高級」というコースに分かれています。
ふりがなつきのコースもあり、簡単な「練習・お手軽」コースから始めることも可能。
また、指の運びがスムーズになり、速さや正確性に自信がついてくれば「速度」や「正確」を試すコースに挑戦してみるといいでしょう。
タイピングを楽しく練習しながら、レベルを上げていけること間違いなしです。
参照:寿司打
オススメ⑤Ars-Typing・たいぴんぐげーむ
キッズプログラミング教室アルスクールが提供している無料タイピングゲームです。
こちらは、小学校のプログラミング教育で最も使われている「スクラッチ」で作ったタイピングゲーム。
小学生向けの2つのゲームがあります。
- Ars-Typing
- たいぴんぐげーむ
【Ars-Typing】は、時間内に簡単なひらがなの単語を入力するゲームで、レベル1・レベル2・レベル3があります。
【たいぴんぐげーむ】の方は、シューティングゲームタイプで、吹き出しに書いてある英単語をタイピングすることで、エイリアンをやっつけます。
時間内にタイピングできなければ、メインキャラのライフが減っていきます。
どちらも小学生向けに作られたタイピングゲームなので、ローマ字を覚えたばかりの子でも楽しめますよ。
タイピング練習後はプログラミングで好きなモノを作ってみよう
タイピングが上手にできるようになれば、プログラミングを始めてみるのはどうですか。
社会が急速にIT化していく中、プログラマー以外の職業の人でも、ある程度のプログラミング知識を持つことが求められています。
今は、小学生向けの楽しく学べるプログラミング教材がたくさんあります。
レゴカーをプログラミングで動かしたり、簡単なゲームを作ってみたり、子どもが好きなモノを作ってみるのがオススメです。
キッズプログラミング教室アルスクールでは、オンライン教材パッケージ【アルスパーク】を開発しました。
アルスパークは、Scratch(スクラッチ)を徹底的に学びやすくした教材です。
指導者にプログラミング知識がなくても大丈夫!
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