新レッスンページ活用法共有会を行いました【アルスパークコミュニティ】

アルスパーク新レッスンページ(12)

アルスパークコミュニティで、アルスパーク教育版をご利用の方向けに新レッスンページ活用法共有会を行いました!

アルスパークでは、レッスンページが新しくなり、以前よりも学ぶ順番が分かりやすくなりました。

今回の共有会では、レッスンタイプ別にレッスンページをうまく活用する方法をお話しました。

その内容を詳しく紹介していきます。

 

目次

アルスパークの新レッスンページ

今までは、レベル別に分かれてる部分が少なかったのですが、今回の変更では、レベル別に取り組むべきレッスンが分かりやすくなりました!

初級者はベーシック、中級者はアドバンス、上級者はエキスパートとページが分かれています。

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それぞれのレベルごとに、20前後のレッスン動画があり、さらにレベルごとにどの順番でレッスンを取り組めばいいのか、分かりやすくなっています。

 

そして、各レッスン動画を開くと、次のような画面が出ます。

アルスパーク新レッスンページ(2)

「コード」を押すと、レッスン動画が開始し、完成するとレッスン一覧にスタンプがつきます。アルスパーク新レッスンページ(4)

また、ベーシック・アドバンス・エキスパートでそれぞれ使うスキルがこちらです。

アルスパーク新レッスンページ(5)

ベーシックで使うスキル

  • スプライトを動かす(座標は使わない)
  • 「音」「見た目」のブロックを使う
  • 簡単な当たり判定(例:敵にぶつかったら消える)
  • 「音楽」「ペン」の拡張機能を使う
  • それらを組み合わせた自由創作

アドバンスで使うスキル

  • スプライトを動かす(座標を使う)
  • タイムやスコアを設定(変数)
  • 条件分岐(変数)
  • メッセージを使う
  • 乱数を使う
  • それらを組み合わせた自由創作

エキスパートで使うスキル

  • クローンを使う
  • クローンごとに違う変数を持たせる
  • リストを使う
  • クラウド変数を使う
  • 難しい拡張機能を使う
  • ブロック定義を使う
  • それらを組み合わせた自由創作

ただ、レッスン動画をただこなしていくだけでは、子ども達のプログラミングスキルはあまり身についていません

また、飽きてしまうこともあります。

そのため、次章から、子ども達が前向きに取り組み、知識を定着させるためのレッスンページ活用法について解説します。

 

レッスンページ活用法①|動画を順番通りに進める場合

まずは、レッスン動画を順番通りに進める場合の活用法について解説します。

アルスパーク新レッスンページ(7)

知識を定着させるには、動画内容を写経するのではなく、子ども自身に考えさせるのが重要

そのため、作品の途中や終わった後に、次のような問いかけをしましょう。

  • キャラをもっと大きくするにはどうする?
  • もっと遅く歩くようにするには?
  • 地面に落ちたリンゴがもう一度上から落ちてくるにはどうすればいい?

このような問いかけをすることで、作品をカスタマイズさせてみましょう。

コードの内容を理解していれば対応できますが、ただ写しているだけだと対応できません。

どんな問いかけをすればいいのかは、各レッスン動画に指導書がついているので、そちらで確認してください。

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指導書の例

アルスパーク新レッスンページ(6)

 

また、レッスンの最後には、自由創作をする箇所があるので、それまでに使ったスキルを使って挑戦してみましょう。

アルスパーク新レッスンページ(9)

低学年の子や入ったばかりの子で自由創作が難しい場合は、おまけのレッスン動画に取り組んでみてください。

 

レッスンページ活用法②|補助的に使用する場合

次に、レッスンページを順番に取り組むのではなく、基本的に自由創作をする場合や、別のカリキュラムでレッスンを進める場合の活用方法についてです。

興味関心をひくために使用

子どもによっては、プログラミングのコードにあまり関心を示さない子もいます。

例えば、女の子はプログラミングコードを並べるよりも、デジタルイラストを描いていたい子も多いです。

そんな場合は、次のような流れで進めるのがオススメです。

アルスパーク新レッスンページ(10)

デジタル水族館のレッスンで魚に色をつけたり、デジタルアニメで自分が描いたキャラクターを動かしたり。

興味関心をもとに、少しずつプログラミングの要素を混ぜていくといいですよ。

 

自由創作に飽きた場合

自由創作メインでやっている教室では、ある程度コードを覚えて作品づくりを進めると、そのスキルで作れるものを作りきることがあります。

そうすると、飽きてしまうことも。

そんな時は、レッスンページで新しいスキルの動画に取り組むことで、創作の幅を広げてあげましょう。

(例1)敵から逃げるゲームを作れるようになったら「タイムやスコア」を表示させる方法を学ぶ
(例2)シューティングゲームを作れるようになったら連射できるよう「クローン」を学ぶアルスパーク新レッスンページ(11)

このように、新しいスキルに触れることで、再度創作意欲がわくことも多いです。

 

今後も利用者の方に役立つ情報を発信します

アルスパークコミュニティでは、アルスパーク教育版をご利用の方向けに、今後も勉強会やケーススタディ共有会などを開催していきます。

当日Zoomにて直接質問していただいたり、悩み相談することもできます。

配信をアーカイブすることも可能です。

アルスパーク教育版をご利用の方は、ぜひお気軽にご参加ください。

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