【年齢別】子ども向けプログラミング学習アプリ・ソフト9選
プログラミング教育必修化の影響で、子どものプログラミング学習が注目されています。
でも、「プログラミングって大事なんだろうけど、難しそう。」と思う方も多いですよね。
ただ、年々、子供でも楽しく学べるプログラミング教材は、増えています。
手軽に始められるプログラミングアプリも増えています。
今回は、自宅で始められる子ども向けプログラミングアプリを紹介します。
特に、小学生のプログラミング学習に向いているものを解説していきます。
目次
将来テクノロジーに強くなることが大切
2020年度から、小学校でのプログラミング学習が必修になりました。
小学校でプログラミングを学習することになった背景には、急速に進むIT化があります。
今後10年~20年後には、半数近くの仕事が自動化される可能性が高いという報告もあります。
そのような社会的背景にもとづいて、文部科学省では、小学校プログラミング教育の導入目的として、次のように述べています。
コンピューターを理解し上手に活用していく力を身に付けることは、あらゆる活動においてコンピューター等を活用することが求められるこれからの社会を生きていく子ども達にとって、将来どのような職業につくとしても極めて重要。
つまり、プログラマーにならない子にとっても、将来コンピューターを活用することが極めて重要になる可能性が高いということです。
そのため、まだコンピューターに苦手意識のない小学生のうちから、楽しくプログラミング学習していき、将来につなげていくことが大切です。
プログラミングをアプリで学習|メリット・デメリット
メリット①:無料で学べる
アプリでの学習最大のメリットは、なんといっても無料で使えるものがたくさんあるということです。
お金をかけずに学べるのはいいですよね。
ただし、動作環境や難易度などは調べて選定する必要があります。
メリット②:どこでも学べる
場所を選ばずプログラミングできることも、アプリプログラミングのメリットです。
スマホがあれば、どこででもプログラミング学習ができるので、ちょっとした隙間時間でもプログラミング学習ができます。
メリット③:楽しく学べる
ゲーム感覚で学べるアプリが多いのもモチベーションの維持に最適です。
また、自分で簡単なゲームを作れるアプリもいくつかあり、比較的容易に創意工夫を凝らすことができるのもアプリプログラミングの魅力といえるでしょう。
デメリット:パパ・ママの協力が必要
もちろん、デメリットもあります。
ゲーム感覚で楽しめる分、楽しいだけで終わってしまったり、飽きてしまうことが多いのもアプリプログラミングの特徴です。
アイディア次第でさまざまなものがつくれるとしても、そのアイディアの出し方まではなかなか教わることができません。
プログラミング学習を継続していくには、パパやママの協力が必要不可欠。
視点を変えさせたり、アイディアのヒントを出したり、時には競ったりとモチベーションを維持するための努力が必要になります。
子ども向けプログラミング学習アプリ
プログラミングアプリ5選【小学生】
Scratch(スクラッチ)
おすすめ度:★★★★★
無料
小学生にもっともおすすめなのは、スクラッチです。
スクラッチは、無料で使えます。
「10歩動かす」「こんにちは!と言う」などのブロックを組み合わせるだけで、ゲームやアニメーションが作れるので、小学生でも使いやすいです。
すべてひらがなで表示することもできるので、小学校低学年からでも使いやすいですよ。
Android、iOS、パソコンのブラウザでも動作しますが、あまり画面が小さいと少し大変かもしれないので、パソコンがおすすめです。
スクラッチは小学校のプログラミング教育でも使われている教材で、全世界150か国以上で使われています。
スクラッチを使えば、簡単なゲームやストーリーから、本格的なゲームやアニメーションまで作ることができます。
また、公式オンラインコミュニティを利用すれば、他の人の作品を参考にして、より良いものを作ることもできます。
そのため、スクラッチは、プログラミングの知識だけでなく、創造性を養うこともできる教材だと言われています。
>>公式サイト
【塾・教室向け】Scratchを教えやすくしたオンライン教材
キッズプログラミング教室アルスクールでは、オンライン教材パッケージ【アルスタジオ】を開発しました。
アルスタジオは、Scratchを徹底的に教えやすく学びやすくした教材です。
指導者にプログラミング知識がなくても大丈夫!
テキスト教材、レッスン動画、カリキュラム、指導方法のデータなど、レッスンに必要なもシューティングゲーム・タイピングゲームなど、作例をたくさん載せています。
【オリジナルキャラ】もたくさんあって、楽しく学べますよ。
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子ども達のプログラミング力・思考力・創造性を伸ばすことができます。
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Viscuit
おすすめ度:★★★☆☆
無料
Viscuit(ビスケット)は、自分で描いた絵を使ってプログラミングができる無料アプリです。
コードはまったく書かず、「メガネ」という絵の変化を指定するものだけです。
それでも工夫次第ではゲームまでつくれるので、暗記の苦手なお子さまにも楽しんでもらえます。
棒人間などかんたんなものだけでつくれるので、絵が苦手でも大丈夫。
スクラッチよりもできることは少ないですが、簡単に操作することができます。
イメージが湧けばどんどん作り込んでいけるので、最初は保護者の方がなにかをつくって見せるのも良いですね。
>>公式サイト
LightBot
おすすめ度:★★★☆☆
250円/$2.99
LightBot(ライトボット)は、ブロックの上を指示通りに動かせるパズルのようなプログラミング学習アプリです。
自分でコーディングすれば、もっといろいろなことができますが、まずは「Lightbot : Programming Puzzles」で、ゲームではどんな処理が行われているのかを体感するのが良いでしょう。
意外と逐次処理をゲーム感覚で学べるものは多くないのでおすすめです。
>>公式サイト
トライビット ロジック
おすすめ度:★★★☆☆
基本無料(課金で広告なしに)
トライビット ロジックは、ルールが飲み込めるまではちょっとむずかしい、でも飲み込めるととってもおもしろい論理パズルです。
プログラミングにおける演算は、日常生活で使う四則演算とはだいぶ違っているのですが、このアプリではプログラミングに必要な演算を自然に学ぶことができます。
敵を倒すまでの時間もポイントに関係してくるので、自然と評価・改善のサイクルができるのもいいですね。
>>公式サイト
GLICODE
おすすめ度:★★☆☆☆
無料(別途ポッキー購入)
GLICODE(グリコード)は、ポッキーなどで有名なお菓子メーカー「グリコ」が開発したプログラミングアプリです。
なんとポッキーを並べてカメラで撮影することでプログラムが完成。
用意されたステージをクリアできるようなプログラムを考えて、ポッキーを並べていきます。
お菓子で遊ぶなんてと叱られてしまいそうな気もしなくはありませんが、ちゃんと手も洗って、美味しく食べてくださいね。
>>公式サイト
プログラミングアプリ3選【幼児】
スクラッチジュニア(Scratch Jr)
おすすめ度:★★★★☆
無料
スクラッチジュニア(Scratch Jr)は、小学校のプログラミング教育でも使われているスクラッチ(Scratch)を幼児でもプログラミングできるようにシンプルにしたものです。
スクラッチに比べて、操作方法がよりシンプルになっていたり、表示がはじめからひらがな設定になっています。
上下左右に動く、ジャンプする、踊るなどの動きの命令ブロックを使って、キャラクターを動かすことができます。
簡単なゲームを作ったり、ストーリーを作ったりすることができますよ。
>>公式サイト
Code Karts
おすすめ度:★★★☆☆
無料、アプリ内課金あり
Code Kartsは、方向を指示するブロックを使って、レーシングカーをゴールをめざすゲームです。
レベルは70以上あって、レベル10までは無料で遊べます。
幼児が遊んでみるには、とりあえずレベル10までで十分です。
レベルが上がるごとに、方向を指示するだけではゴールできないコースも増えてきます。
障害物をジャンプ機能を使って飛び越えたりと、クリアする条件がどんどん難しくなるので、幼児でもいつの間にかできることが増えていきますよ。
クラシックモードと競争モードがあって、一人で遊んだり親子で遊ぶこともできるので車好きな男の子におすすめです。
ピタゴラン
おすすめ度:★★☆☆☆
無料、アプリ内課金あり
ピタゴランは、自分で仕掛けを作って、ボールを転がし、ゴールさせるゲームです。
名前のごとく、ピタゴラスイッチのようなゲームですね。
画面上を指でなぞって線を描くと、描いた線にそってシンプルな仕掛けが出てくるという簡単な操作なので、未就学児のお子さんでも操作しやすいです。
そして、この仕掛けは自分で変更することができます。
たとえば、ドミノ・ループ・坂道など仕掛けは多数あるので、タップするだけで簡単に複雑な装置が作れます。
仕掛けの組み合わせによっては、ボールが飛び出してしまうこともあるので、工夫が必要です。
プログラミング学習ソフト【小学生パソコン編】
CodeMonkey
おすすめ度:★★★★☆
CodeMonkey(コードモンキー)は、お猿さんがとられたバナナを取り返しに行くプログラミングゲームです。
スモールステップでプログラミングが学べるようにできていて、分かりやすいヒントもたくさん出してくれます。
そのため、ゲーム感覚でステージをクリアしているうちにプログラミングを学ぶことができます。
コードは日本語ではないものの、イラストも多いので「そういう記号だ」くらいに飲み込んでしまえば、小学生でもかなり本格的にプログラミングを習得できます。
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