スクラッチのジャンプの作り方|重力ジャンプやななめジャンプも解説
スクラッチでジャンプする方法を紹介します。
スクラッチで使われるジャンプには、いくつか種類があります。
今回は、次の4つのジャンプについて、詳しく解説します。
- 簡単ジャンプ
- 重力を考慮したジャンプ
- 横移動しながらジャンプ(ななめジャンプ)
- ジャンプしながらブロックに乗る
ジャンプの使い方をマスターすると、作れるゲームの幅が広がるので、ぜひチェックしてみてください♬
目次
スクラッチのゲームを作ろう
オンライン校でキッズプログラミング教室アルスクールのオンライン校では、スクラッチを使ったレッスンを行っています。
子ども達は、自分で考えたゲームを創作するなどして、想像力を思いっきり広げながらプログラミングを学んでいます。
- 小5男子の作品
- ゲームの構成は、一から自分で考えた
- 横スクロールのプラグラミング方法を学びながら、完成までがんばった作品
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簡単ジャンプの方法【スクラッチ】
まずは、一番簡単なジャンプから紹介します。
「上下に同じ分だけ動くジャンプ」です。
「上向き矢印キーが押されたとき、上方向と下方向に同じだけ動く」ようにブロックを並べます。
- 「上方向に向ける(0度に向ける)+10歩動かす」を10回繰り返す
- 「下方向に向ける(180度に向ける)+10歩動かす」を10回繰り返す
これで、簡単ジャンプのコードは完成です!
ちなみに、次のようなコードだと、一瞬で上下に動いてしまうのでジャンプしているように見えません。
そのため、「100歩動かす」のところは、「10歩動かす×10回繰り返す」というブロックを使っています。
重力を考慮したジャンプ|着地判定をしよう【スクラッチ】
次に、重力を考慮した、よりリアルなジャンプを紹介します。
このジャンプでは、アルゴン(スプライト)の足の色が、地面の黄緑色についたら着地するようにプログラムしています。
ジャンプでは、普通は、上にいく時よりも下に落ちる時の方がゆっくりなので、今回は次のようにブロックを並べました。
こちらのコードでは、クリーム色(アルゴンの足)が黄緑色(地面)に触れたら、落下が止まるように着地判定をしています。
ジャンプしながら左右に動く方法【スクラッチ】
ななめにジャンプする方法
次に、ジャンプしながら左右に移動する方法を紹介します。
次のようにブロックを並べると、ジャンプしながらよこ移動できます。
ジャンプのコードは、一つ前のアルゴンのコードと同じです(左側)。
ジャンプのコードの横に、左右に動くコードを追加する(右側)と、左右に動きながらジャンプできます。
左右に動くコード
- 「ずっと」「右向き矢印キーが押されたなら」「X座標を10ずつ変える」
- 「ずっと」「左向き矢印キーが押されたなら」「X座標をー10ずつ変える」
ちなみに、右端に置いてあるブロックの色と、地面の色は同じなので、上に乗ることもできます。
ただし、この時の注意点は、ジャンプするコードと、左右に動くコードは別々に「旗が押されたとき」の下に並べること!
次のように、ジャンプのコードと左右に動くコードを一緒に並べると、上にジャンプした後に横移動するようになってしまい、ななめにジャンプすることはできません。
ブロックの上に乗る方法|色で着地判定
次に、地面の色とちがう色のブロックに乗るための方法を解説します。
今回は、茶色のブロックの上に乗ることにしました。
こちらのブロックは、右下の猫マークから、「スプライトをアップロード」して、追加しました。
このブロックに乗れるようにするために、地面に着地したときと同じように、ブロックの色で着地判定をします。
地面の色で着地判定した箇所を次のブロックに差し替えます。
- 「濃い緑色(キャラの足)が黄緑色(地面)に触れた」「または」「濃い緑色(キャラの足)が茶色(ブロック)に触れた」
これで、地面に触れても、ブロックに触れても着地できるようになりました。
スクラッチジャンプのゲーム例|マリオ風ゲーム
今回紹介したジャンプのコードは、スーパーマリオブラザーズのような、様々なコースをクリアしていくゲームでよく使います。
ジャンプの使用例
- アイテムを取るとき
- 敵をよける時
- ゴールする時
マリオ風ゲームの簡単な作り方は、こちらの記事で紹介しているので、こちらもぜひ挑戦してみてください。
オンラインレッスンでスクラッチのゲームを作ろう♪
キッズプログラミング教室アルスクールのオンライン校では、スクラッチを使ったレッスンを行っています。
子ども達は、自分で考えたゲームをスクラッチで創作するなどして、想像力を思いっきり広げながらプログラミングを学んでいます。
こちらは小5の男の子の作品です。
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